👉 続編:中古EVを買うときの注意点|「走行距離が短い=お得」が通用しない理由とバッテリーの正しい見方
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先日、サクラの点検予約のためにディーラーから電話がありました。その雑談で、担当の方がこう言ったんです。「2027年になると、EVの補助金が減りますよ」。
え、そうなの?と気になって調べてみました。結論から言うと——本当でした。ただし、サクラのような軽EVに乗る我が家は、慌てなくて大丈夫。順番に整理します。
① 結論:減るのは「普通車EV」。軽EVは据え置き
| 区分 | 〜2026年12月31日 登録 | 2027年1月1日〜 登録 |
|---|---|---|
| 普通車EV(リーフ・アリア等) | 最大129〜130万円 | 減額(例:リーフ 129万→100万) |
| 軽EV(サクラ・eKクロスEV等) | 最大58万円 | 58万円・据え置き |
「2027年に減る」は普通車EVの話。軽EVは今のところ据え置きです。
② 仕組み:国の補助金は「登録した日」で金額が変わる
国のEV補助金(CEV補助金・令和7年度補正)の上限額は、EV(普通・小型)が最大130万円、PHEVが最大85万円、軽EVが最大58万円です(最新の車種別交付額は次世代自動車振興センターの公式一覧で確認できます)。
ポイントは、この制度に「登録日によるステップダウン」が組み込まれていること。同じ車でも、2026年12月31日までに登録するか、2027年1月1日以降に登録するかで交付額が変わります。早めの購入をうながす仕組みですね。
③ サクラ(軽EV)は据え置き=慌てなくていい
我が家のように軽EV(サクラ)に乗る・これから買う場合、現行制度では58万円のまま据え置き。2027年の登録でも今と同じ枠です。「2027年までに急いで買わなきゃ」と焦る必要はありません。
④ 普通車EVは「2026年内の登録」が得
一方、リーフやアリアなどの普通車EVは、2027年1月1日以降の登録だと交付額が下がります。たとえばリーフは129万円→100万円と、約29万円の差。普通車EVを検討中なら、2026年内に登録(納車)できるかどうかが損得の分かれ目になります(人気車種は納期に注意)。
⑤ 自治体の補助金(1都3県・2026年度)
国の補助金とは別に、自治体の補助もあります。1都3県を調べたところ、明暗が分かれました。
| 都県 | 県(都)の個人向けEV購入補助 | 要点 |
|---|---|---|
| 東京都 | ✅ あり(ZEV補助金) | 個人EV 基本+メーカー上乗せ(日産車)で最大90万円→太陽光(または再エネ電力契約)・V2H等の上乗せで最大130万円 ※2026年7月1日以降の登録分から拡充。軽EVも対象 |
| 埼玉県 | ❌ 県の事業なし(2026年度) | 市町村次第(さいたま市・北本市・川口市など) |
| 神奈川県 | ❌ 個人マイカーは対象外 | 県は事業用が中心。個人は市町村(座間市など) |
| 千葉県 | ❌ 県の個人向けなし | 個人は市町村(千葉市・市川市・船橋市など。太陽光併設条件のとこも) |
→ 県レベルで手厚いのは実質「東京都」だけ(制度の詳細・申請方法はクール・ネット東京の公式ページにまとまっています)。ただしここが大事なのですが、県の制度がなくても、お住まいの市区町村が独自にEV補助金を出しているケースがあります。金額・条件・締切・対象(新車のみ/太陽光併設が条件…など)は自治体ごとにバラバラで、予算がなくなり次第終了の先着順も多いです。「(お住まいの市区町村名) EV 補助金」で一度検索してみてください。県でゼロでも、市町村で数万〜十数万円が見つかることがあります。
⑥ 2027年度(令和9年度)の自治体補助は?
こちらは正直に書きます。2027年度の自治体補助は、1都3県とも現時点(2026年6月)で未公表です。自治体の次年度予算は例年2〜3月ごろに発表されるため、いまは確定情報がありません。判明し次第、追記します。
⑦ 補助金は”新車”の話。中古EVという選択肢も
ここまでの補助金は、すべて新車を買う場合の制度です。中古車は対象外。でも「じゃあEVは高い」と諦めるのは早いです。中古EVという選択肢があります。
実は我が家のサクラも中古(150万円台)。補助金はつきませんが、新車より車両価格がずっと安く、トータルで見れば十分お得でした。「新車+補助金」と「中古で安く」、どちらが得かは車種と時期しだいです。
ただし中古EVには、バッテリーの劣化具合(SOH)の確認など、ガソリン中古車にはないチェックポイントもあります。ここは大事なので、「中古EVを買うときの注意点」はまた別の記事で詳しくまとめます。(→ 中古でサクラを2台目にした話もどうぞ)
⑧ まとめ・注意点
- 「2027年にEV補助金が減る」は本当。ただし減るのは普通車EV、軽EV(サクラ)は据え置き
- 普通車EVは2026年内の登録が得(リーフ例で約29万円差)
- 自治体補助は県レベルでは東京都が手厚く、埼玉・神奈川・千葉は市町村次第。市区町村独自の補助も要チェック
- 補助金は新車のみ。中古EVという選び方もある
⚠️補助金は毎年の予算で変わります。金額・条件・締切は必ず公式(次世代自動車振興センター/お住まいの自治体)で最新をご確認ください。国と自治体は併用できるのが一般的ですが、要件は各制度で確認を。
⑨ PHEV(プラグインハイブリッド)の補助金は2027年にどうなる?【2026年10月追記】
「PHEV 補助金 2027」「CEV補助金 2027年」で来てくださる方が増えたので、次世代自動車振興センターの公式一覧(令和7年度補正・令和8年4月1日以降の登録分)を、PHEV全191行・EV全443行ぶん見比べました🔍 2026年10月時点の結論です。
結論:国産のPHEVは、2027年1月1日以降の登録でも金額は据え置きです。減るのは輸入PHEVの一部だけでした。
| PHEV | 〜2026/12/31登録 | 2027/1/1〜登録 |
|---|---|---|
| トヨタ プリウス/RAV4/ハリアー/クラウン | 85万円 | 85万円(据え置き) |
| レクサス NX450h+/RX450h+ | 85万円 | 85万円(据え置き) |
| 三菱 アウトランダー/エクリプスクロス | 84万円 | 84万円(据え置き) |
| マツダ CX-60/CX-80 PHEV・MX-30 R-EV | 84万円 | 84万円(据え置き) |
| アルファロメオ トナーレ/プジョー 308・508・3008/DS 4・DS 7 | 84万円 | 64万円(減額) |
| シトロエン C5/DS 9 | 84万円 | 49万円(減額) |
参考までにEVも同じ一覧で見ると、国産で減るのはリーフとアリア(129万円→100万円)で、トヨタ bZ4X・レクサス RZ(130万円)、サクラ・eKクロスEV・ホンダ N-ONE e:/N-VAN e:(58万円前後)は据え置きです。減額が大きいのは輸入EV(アウディ 86→36万円、ヒョンデ IONIQ 87→47万円、BMW i4 85→68万円など)でした。
💡「CEV補助金」は「クリーンエネルギー自動車(Clean Energy Vehicle)導入促進補助金」の略です。EV・PHEV・FCV(燃料電池車)をひとまとめにした国の補助金の正式名で、この記事で「EV補助金」と呼んでいるのも同じ制度です。
⚠️ここに書いたのは、今の制度(令和7年度補正)に組み込まれている「2027年1月1日以降の登録分」の金額です。2027年度(令和9年度)そのものの新しい補助金は、まだ発表されていません。また予算がなくなれば年度の途中でも受付が終わるので、購入前に公式一覧で最新をご確認ください🙏
❓ EV補助金2027 よくある質問(2026年10月更新)
Q. 2027年にEV補助金はいくら減りますか?
減額されるのは普通車EVで、たとえば日産リーフは129万円→100万円と約29万円の減額です。軽EV(サクラ・eKクロスEV)は58万円のまま据え置き。補助額は「新車登録日」が2026年12月31日までか、2027年1月1日以降かで決まります。
Q. サクラは2027年に買っても補助金は同じですか?
現行制度では58万円(全グレード)で据え置きのため、2027年の登録でも同じ枠です。ただしCEV補助金は先着順で、予算がなくなれば年度途中でも受付終了します。最新の交付状況は次世代自動車振興センター(NeV)の公式サイトで確認してください。
Q. 中古のEVでも補助金はもらえますか?
もらえません。国のCEV補助金は新車のみが対象です。実際、わが家の2台目サクラは中古(150万円台)で購入したため補助金は受け取れませんでしたが、車両価格が新車よりずっと安いためトータルでは納得しています。
Q. 国の補助金と自治体の補助金は併用できますか?
一般的に併用できます(要件は各制度でご確認を)。1都3県では東京都が最大130万円と手厚く、埼玉・神奈川・千葉は県の個人向け制度がなく市区町村次第です。「お住まいの市区町村名+EV 補助金」で一度検索してみてください。
Q. PHEV(プラグインハイブリッド)の補助金も2027年に減りますか?
国産PHEVは減りません。公式一覧では、トヨタ・レクサスのPHEVが85万円、三菱・マツダのPHEVが84万円のまま、2027年1月1日以降の登録でも据え置きです。減るのはアルファロメオ・プジョー・シトロエン・DSなど輸入PHEVの一部(84万円→49〜64万円)です(2026年10月時点)。
Q. 「CEV補助金」と「EV補助金」は別のものですか?
同じものです。CEVは「クリーンエネルギー自動車(Clean Energy Vehicle)」の略で、EV・PHEV・FCVをまとめた国の補助金の正式名称が「CEV補助金」です。検索では「EV補助金」と呼ばれることが多いだけで、申請先も金額の一覧も同じです。
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