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くらしTEPCOの時間別グラフの見方|オール電化×EVの家の電気を全部特定してみた

くらしTEPCOの時間別グラフの見方|オール電化×EVの家の電気を全部特定してみた

毎月の電気代は見ていても、「時間別のグラフ」まで見ている人は少ないと思います。東京電力エリアなら「くらしTEPCO web」で、30分ごとの電気使用量を無料で遡って見られます📊

わが家はオール電化(エコキュート+IH)で、太陽光があって、EV(日産サクラ)を毎晩充電しています。この家の30分グラフを1か月分読み込んで、「どの山がどの家電か」を全部特定してみました。読み方さえ分かれば、グラフは家の日記になります。

くらしTEPCO webのホーム画面。月別の電気料金が棒グラフで表示されている
くらしTEPCO webのホーム画面。ログインするとまず月別の料金グラフが出ます

📱時間別グラフを開く手順

  1. くらしTEPCO webにログイン
  2. メニューの「電気料金・使用量」→「日別」
  3. 見たい日を選んで「時間別の使用量を確認」
くらしTEPCOの時間別電気使用量グラフ。0時から23時まで30分ごとの横棒が並ぶ
時間別の画面。1日分が30分きざみの横棒で表示されます

⚠️最初の注意:このグラフ、1時間に棒が2本あります

時間別グラフは「0:00」「1:00」というラベルの行に、30分ぶんの棒が2本ずつ並んでいます。棒1本の高さを「1時間の使用量」と読むと、実際の半分に見誤ります。

わが家で実際にやった誤読がこれです。サクラの充電(2.9kW=1時間で約2.9kWh)が、グラフ上では「約1.5kWhの棒」に見える。30分値だからです。「うちの充電、こんなに小さかったっけ?」となったら、まずこの罠を疑ってください。

🌙23時に現れる大きな段差の正体

わが家のグラフは、毎晩23時ちょうどに大きく立ち上がります。

23時から翌1時すぎまで長い棒が続く日のくらしTEPCO時間別グラフ。EV充電とエコキュートの同時稼働
23時ちょうどに立ち上がる夜。EV充電+エコキュートの同時スタートです

正体は2つの家電の同時スタートです。

  • エコキュート:夜間料金の開始(電化上手は23時)に合わせて沸き上げを始める
  • EVの充電タイマー:同じく23時開始に設定

つまり23時のわが家は、エコキュート+EV充電+家のベースで合計4kW級。時間帯別プランの家は、料金が安くなる瞬間に家電が集中します。グラフで見ると「安い時間に寄せる」設定がちゃんと働いているかが一目で確認できます。

🔍家電ごとの「見つけ方」

1か月分を見比べると、それぞれの家電に指紋のような形があります。

家電グラフでの姿
エコキュート毎晩ほぼ同時刻(わが家は23時〜1時半ごろ)の一定の塊。夏は小さく、冬は大きい
EV充電(サクラ2.9kW)30分あたり約1.45kWhの「長方形」。終わると垂直に落ちる
IHクッキングヒーター夕方の調理時間に出る不規則な山(30分で1〜2kWh)
冷蔵庫+待機電力深夜の「底」。わが家は30分あたり0.2〜0.3kWh
エアコン全体を底上げする、外気温と連動したうねり

EV充電の長方形は幅(時間)から充電量が逆算できます。長方形が4時間続いていたら、2.9kW×4時間=約12kWh入った計算です。

ちなみにエアコンの「うねり」がどれくらい電費や電気代に効くかは、夏の電費が悪くなる本当の理由を調べた記事サクラのエアコン操作の記事でも書いています。

☀️太陽光の家は「昼が消える」

晴れた日の9時〜13時、わが家のグラフはほぼゼロになります。使っていないのではなく、太陽光の自家消費でまかなっていて買電に写らないだけです。

これは裏を返すと重要で、昼間にEVを充電しても、太陽光が発電中なら買電グラフにはほとんど出ません。「グラフに写る電気」と「使った電気」は、太陽光の家では別物です。太陽光とEVの組み合わせを考えている方は、V2Hの元が取れるか計算した記事もどうぞ。

🧳留守も写る

家族旅行で家を空けた日のくらしTEPCO時間別グラフ。終日ほぼフラットで冷蔵庫と待機電力だけが写っている
旅行で家を空けた日。冷蔵庫と待機電力だけが静かに動いています

家族旅行で家を空けた日のグラフは、終日30分あたり0.1〜0.2kWh。冷蔵庫と待機電力だけが静かに動いていました。防犯的にはやや複雑な気分ですが、逆に「留守中に何かが電気を食っていないか」の点検には使えます。切り忘れの発見にも。

✅まとめ:30分グラフでできること

  • 時間帯別プランの設定(エコキュート・EVタイマー)が働いているかの確認
  • 家電ごとの電気の使い方の把握(買い替え判断の材料)
  • 待機電力の底の確認
  • 切り忘れ・留守中の異常の発見

そしてわが家はこのグラフを使って、次はEVの「充電ロス」——コンセントから買った電気のうち、何%が実際に電池に入るのか——を実測してみます。結果は次の記事で🔌

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