2026年6月末、日産サクラがモデルチェンジして「新型サクラ」になりました。我が家は現行サクラ(しかも中古の2台目)に毎日乗っている家庭。気にならないわけがありません。

ちょうどサクラの車検前点検でディーラーへ行く用事があったので、新型サクラの実車を見て、価格表とカタログをもらってきました。この記事では、

  • 新型サクラのグレード別価格と、補助金を引いた実質価格
  • 現行サクラと何が変わったのか(スタッフさんに直接聞いた答え)
  • 現行オーナー・これから買う人はどう考えればいいか

を、現役サクラオーナー目線で正直にレポートします。
※価格・情報は2026年7月2日訪問時点(価格表は2026年4月16日現在)のものです。最新情報は日産公式サイト・お近くのディーラーでご確認ください。

🚗 車検前の点検でディーラーへ——展示されていた新型サクラ

お世話になっているのは日産プリンス埼玉販売の鴻巣吹上店。最近新しい店舗に移転オープンしたばかりで、ピカピカの新店舗に新型サクラが展示されていました。

新型サクラ(水面乃桜×スターリングシルバー)の実車全景

【新型サクラ展示車・全景】

展示車のボディカラーは「水面乃桜(ミナモノサクラ)×スターリングシルバー」。新型で追加されたプレミアム2トーンで、淡い桜色に銅色のアクセントが入る、名前どおり桜🌸を意識した特別感のある色です。内装はベージュ/アイボリー系で、正直、現行より一段明るく上質な雰囲気でした。

新型サクラ 水面乃桜のAピラーと窓越しに見えるベージュ内装

【内装(ベージュ内装・シート)】

🌸 新型サクラの価格表——「実質187万円から」買える

もらってきた価格表(2026年4月16日現在・全グレード20kWh・2WD)はこちら。国のCEV補助金58万円を引いた「実質価格」も並べてみます。

グレード税込価格補助金58万円適用後
S2,448,600円約186.9万円
X2,599,300円約201.9万円
G2,998,600円約241.9万円
新型サクラ グレードGの価格表(総額359万円・実質301万円)

ポイントは、いちばんベーシックなSなら実質187万円前後から新車のサクラに乗れること。エコカー減税で重量税も免税です(2027年4月30日届出分まで)。

軽EVの補助金58万円は2027年度も据え置きの方針が出ています。このあたりの制度の話は、こちらの記事で詳しくまとめています。

👉 2027年のEV補助金はどうなる?軽EVは据え置き・普通車EVは減額の話

💰 展示車は「オプション満載のG」で総額359万円→実質301万円

展示されていた水面乃桜(カラー名)の車両は、最上級グレードGにオプションをしっかり載せた仕様。見積もり掲示はこうでした。

  • グレードG(税込約300万円)+メーカーオプション46.2万円+諸費用・付属品
  • 店頭渡し総額 約359.3万円 → 補助金58万円で実質約301.3万円
  • 残価設定クレジットの掲示は月々19,800円(金利5.7%・5年・月1,000km想定)

オプションの中身は、アダプティブLEDヘッドライト+プレミアムインテリア、寒冷地向けのホットプラスパッケージ、100V AC電源(1500W給電)、プレミアム2トーンの特別塗装など。全部盛りです。

正直な感想を言うと、「軽自動車で総額359万円」は数字だけ見るとかなり強気です。ただこれは展示車があえての全部盛り仕様だから。素のサクラは実質187万円からで、そこからいくら盛るかは自分次第、という構図は現行と変わりません。

🔍 いちばん聞きたかったこと——「中身」は変わったの?

現行オーナーとして何より知りたかったのはここです。カタログのスペック欄を見ると——

項目新型サクラ現行サクラ
バッテリー容量20kWh20kWh
最高出力47kW(64PS)47kW(64PS)
最大トルク195N・m195N・m
航続距離(WLTC)180km180km
車両重量1,080kgほぼ同等
最小回転半径4.8m4.8m

……そう、パワートレインと航続距離は現行と同じなんです。

念のためスタッフさんにも直接聞いてみました。答えは明快で、「中身は変わっていません。外見と内装の変更です」とのこと。つまり今回のモデルチェンジは、デザイン・装備・質感を刷新するもので、走りや電費・航続距離が変わるものではありません。

これ、現行オーナーには地味に嬉しい情報です。「うちのサクラ、中身はまだ最新」ということなので。そして中古サクラを検討している人にも朗報で、旧型落ちしても走行性能では何も古くなりません。中古で買うときのチェックポイントはこちらにまとめています。

👉 中古EVを買うときの注意点|走行距離より「バッテリーの健康状態」を見る

🎨 カラーは全10色。ただしグレードで選べる色がけっこう違う

カラーバリエーションは全10色。内訳は、

  • プレミアム2トーン(G専用):水面乃桜/フローズンバニラパール(×スターリングシルバー・特別塗装)
  • 2トーン:セラドングリーン/ホワイトパール/ソルベブルー(×ブラック)
  • モノトーン:セラドングリーン/ホワイトパール/ソルベブルー/ブラック/スターリングシルバー

注意したいのは、目玉の桜色「水面乃桜」はG専用なこと。そしてSは選べる色が4色のみです。装備もグレード差がはっきりしていて、主なところでは——

主な装備GXS
15インチアルミホイール標準オプション—(14インチ)
プロパイロット設定あり設定あり
前席ヒーターシート・ステアリングヒーター標準標準オプション
アラウンドビューモニター(移動物検知)標準標準オプション
EV専用NissanConnectナビ標準オプションオプション

「実質187万円のS」は魅力的ですが、色と装備を見るとXやGに寄せたくなる価格設計になっています。このあたりは軽自動車の王道ですね。

🧮 で、現行オーナーは買い替えるべき?

我が家の結論は「急がない」です。

理由はシンプルで、中身が同じだから。毎日の通勤や送迎で感じている走りの良さ、電気代の安さ、航続距離——どれも新型に乗り換えて変わるものではありません。デザインと内装に強く惹かれるなら別ですが、「性能が古くなったから買い替える」という話にはならないモデルチェンジです。

一方、これからEVを検討する人には追い風だと思います。補助金58万円は据え置きで、実質187万円から新車が買える。中古サクラの相場もこなれてきています。「新車か中古か」「そもそもどのEVが合うか」は、こちらの記事が参考になるはずです。

👉 サクラ・リーフ・アリア、あなたに合うEVはどれ?3問診断つき比較
👉 【実録】サクラの電気代、6月まとめ——30日で1,703km走って7,130円

📝 まとめ:新型サクラは「見た目の大変身、中身は据え置き」

  • 新型サクラの価格はS 244.9万円/X 259.9万円/G 299.9万円(税込)
  • 補助金58万円を引くと実質187万円から。重量税も免税
  • 展示車のようなオプション満載Gなら総額359万円→実質301万円
  • バッテリー・モーター・航続距離は現行と同一(スタッフさん確認済み)=デザインと装備の刷新
  • 現行・中古オーナーは焦らなくてOK。これから買う人には選択肢が広がった

実はこの日、同じ店舗で新型リーフにも少しだけ試乗させてもらいました。サクラとの「装備の世代差」に驚いたので、その話はまた別の記事で書きます。お楽しみに。

同じ日、ディーラーで新型リーフにも短時間試乗してきました。サクラとの「装備の世代差」やドッシリした走り、価格の話はこちらにまとめています。
👉 新型リーフをちょっとだけ試乗してきた|サクラオーナーの正直な第一印象と価格・実質いくら