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この記事から、「日産サクラの月次走行レポート」を毎月公開していきます。

計算してみた数字じゃなく、実際に走った記録。天気も、電費も、印象に残った日のエピソードも、ありのまま書いていきます。

サクラを買おうか迷っている方、EVってどんな生活なのか気になっている方、電気代は本当に安いのか確かめたい方——このシリーズが、そのリアルを伝えられたらと思っています。

この記事の計算条件

数字の前に、前提を書いておきます。

  • 充電単価:28.85円/kWh(東京電力「電化上手」夜間料金)
  • ガソリン価格:162円/L(記録当時の近所のガソリンスタンド表示価格。6月からは全国平均のレギュラー価格で更新予定)
  • 比較燃費:15km/L(一般的なガソリン車の目安として)

※ちなみに我が家の「電化上手」は、現在新規受付を終了しているプランです。これからEV生活を始める方は、エネチェンジのような電気料金比較サイトで、いま選べる夜間割安プランをチェックしてみてください。

「なぜ15km/L?」と思う方もいると思います。プリウスなら30km/L超えますし、我が家のエクシーガCO7の実燃費は10km/L以下。15km/Lは「ごく普通のガソリン車」の基準として設定しました。燃費のいい車と比べれば差は縮まりますが、それでもEVはかなり安いです(後ほど計算します)。

① 2026年5月のサマリー

まず、5月の1ヶ月間の数字をまとめます。

📅 記録日数28日
🚗 総走行距離1,380km
⚡ 平均電費7.9km/kWh
💴 充電コスト7,015円
💰 節約額8,226円
2026年5月サクラ実走レポートのサマリーカード。記録日数28日、総走行距離1,380km、平均電費7.9km/kWh、充電コスト7,015円、節約額8,226円

走行距離1,380kmのうち、平日の通勤(往復約64km)が大半を占めています。残りは週末の送迎や遠出。ほぼ通勤車として使った5月でした。

② 1,380kmの内訳——どんな使い方をしたか

通勤(往復64km)

現在は通勤メインで使っています。職場までの片道約32km、信号の少ない道をECOモード+eペダルで走っています。この使い方が一番電費が安定していて、8〜9km/kWhをコンスタントに出せます。

送迎(子供の習い事)

娘の習い事の送迎もサクラを使う日も多いです。距離は短いものの週に数回あり、短距離は始動ロスで電費が落ちるので、こういう日は7km/kWh前後になることが多いです。

遠出・特別な日

実家(千葉)への帰省、家族での花園アウトレット、そして外出先での急速充電もありました。距離が伸びる日は電費への影響も大きく、データに変化が出て面白い日でもあります。

③ 1日の電気代を細かく見る

電気代日付内容
平均約250円/日28日間の平均
最安20円5/24市内買い物・4km
最高1,485円5/5イオンでの急速充電
5月の日別電気代の棒グラフ。外部充電した5/5だけ1,485円と突出し、他は自宅充電で数百円に収まっている
5月の日別電気代。黄色が自宅充電、ピンクの5/5だけが外部急速充電(1,485円)

外部充電の5/5を除いた、自宅充電のみの月間コストは5,530円(平均約205円/日)でした。

1日200円ちょっとで30〜70km走れる——これがEVの日常です。

④ データで見えた電費の傾向

1ヶ月のデータを眺めていると、電費に影響するパターンが見えてきました。

天候・距離で電費はこう変わる(5月の実データ)
条件 平均電費 代表日
☀️ 晴れ・通常距離(30〜70km) 約8.4 km/kWh 5/7・5/19・5/26
🛣️ 長距離・遠出(68km〜) 約7.8 km/kWh 5/6・5/21
☔ 雨の日(通勤) 約7.0 km/kWh 5/1・5/22
🚗 短距離(15km以下) 約6.0 km/kWh 5/17・5/24・5/27

雨の日は電費が落ちる

5/1(雨)6.9km/kWh、5/22(雨)7.1km/kWh。晴れの日(平均8前後)より1km/kWh前後低くなる印象です。暖房・ワイパーの使用に加え、路面抵抗が増えることも影響していると思います。

短距離は電費が悪い

5/24(4km・6.7km/kWh)、5/17(10km・5.0km/kWh)など、距離が短い日ほど電費が落ちます。モーターが温まる前に到着してしまうためで、これはEVの特性上しかたない部分です。

気温上昇とエアコンの影響

5月後半から気温が上がり始め、5/25は日中に日向駐車をした結果、帰りにエアコンをフル稼働することになりました。「夏はこれが毎日続くのか」とじわじわ実感した日でした。

乗車人数・荷物が増えると落ちる

家族での遠出日(5/21・花園アウトレット)は70km・8.1km/kWh。人数や荷物が増えると少し落ちる傾向がありました。

⑤ 5月の印象的な5日

5月1日(木)|雨の通勤、電費6.9km/kWh

ゴールデンウィーク明けの最初の出勤日。雨で暖房をかけながら72km走って電費6.9。ガソリン車なら雨でも燃費はほぼ変わらないのに、EVは正直に数字に出るのが面白いところです。

5月5日(月・祝)|急速充電(外部充電)

千葉への遠出の帰り道、イオンモールで外部急速充電を使いました。40%→86%・30分・1,485円。自宅充電に比べると割高ですが、「充電しながら買い物できる」のは時間を有効に使えて便利です。詳しくはこちらの記事(イオン急速充電を使ってみた)をどうぞ。

5月11日(日)|充電忘れで2日分合算・電費9.9km/kWh

前日に充電をし忘れてしまい、2日分の走行コストが合算されることに。ヒヤリとしましたが、65km走って電費9.9km/kWh——2日分をまとめた数字なので参考値ですが、5月の表示上はこれが最高でした。20kWhのバッテリーがあるので、1日分くらいなら余裕があります。

5月21日(水)|花園アウトレット

雨の中、夫婦2人で花園アウトレットへ。70km走って電費8.1。充電スポットも確認してきました。次の外部充電に備えて、少しずつ経験を積んでいます。ここでは駐車場に充電器が何機も設置されていて場所と種類の確認をしました。

5月25日(日)|青空駐車の洗礼

日中に青空駐車をしたまま数時間外出。戻ってきたら車内が灼熱で、エアコン全開で帰宅しました。「夏はこれが毎日続くのか」と少し不安になった日。6月以降の電費への影響が気になっています。

⑥ 自宅充電だけで1ヶ月乗り切れる——充電カードなし生活のリアル

5月28日間で、外部充電を使ったのは1回だけ(5/5の遠出時)。残り27日はすべて自宅充電のみでした。

毎晩タイマーで23時から充電して、朝には100%で出発する——それだけで1,380km走れています。

5月の充電内訳(全28日)

自宅充電 27日(96%)
外部 1日

外部の急速充電を使ったのは遠出した5/5の1回だけ。残りはすべて自宅の夜間充電でまかなえました。

充電カードは必要か?という問いに対する我が家の答えは、今のところ「不要」です。(このテーマは自宅充電だけで3年過ごした話充電カードは必要か?の解説でも詳しく書いています)

  • 戸建てやコンセントが使える駐車場がある
  • 主な使い方が通勤・近距離の日常使い
  • 長距離ドライブの頻度が少ない
  • 遠出する場合は目的地付近の充電器を調べればなんとかなりそう

逆に、自宅充電ができない方や、週末に遠出が多い方は1枚あると安心です。

夏に向けて——電費はどう変わる?

5月後半から気温が上がり、エアコンの使用が増えてきました。6月は梅雨の雨+エアコンのダブルパンチが予想されます。電費が現在の7.9から7前後まで落ちる可能性も。6月レポートで実データをお伝えします。

⑦ 8,226円節約、何が買えた?

5月の節約額8,226円。ガソリン車(15km/L・162円/L)で同じ距離を走った場合との差額です。

5月の走行コスト比較。EV 7,015円に対しガソリン車換算15,241円で、差額8,226円おトク
5月の走行コスト比較(1,380km)。EVとガソリン車の差は8,226円
  • 家族4人のファミレスランチ:約2回分
  • 娘の習い事の道具代等
  • Amazonの日用品まとめ買い:余裕でカバー
  • こだわりのコーヒー豆:2袋

「毎月の電気代が安い」は数字で見ると実感しにくいですが、こうやって置き換えると「じわじわ効いてるな」と感じます。

ちなみに「固定費を減らす」という意味では、自動車保険の見直しも効きます。EVで燃料費が浮いた我が家が次に気になったのが保険でした。補償が同じでも会社によって保険料は差が出るので、一度の入力で複数社を比較できる無料の一括見積もりで、今より安いプランがないかチェックしてみるのもおすすめです。

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⑧ 3年目の5月、サクラとの日々

サクラに乗り始めて3年目の5月。1ヶ月で1,380km走って、電気代は7,015円。

ガソリン車だったら、同じ距離で約15,200円。EVの電気代7,015円との差が、そのまま節約額8,226円になります。
※ガソリン代は走行ログを1日ずつ積み上げて算出しています。1,380kmをまとめて「15km/L・162円/L」で計算すると約14,900円になりますが、日々の集計だと端数が積もって少し高くなります。

「高い買い物だったかな」と思っていた時期もありましたが、毎月コツコツ積み重なる節約を数字で見ると、サクラを選んで正解だったと改めて感じています。

これからも毎月、リアルなデータをお届けしていきます。

▶ 次回予告

【サクラ実走レポート】2026年6月——梅雨・雨の電費はどうなる?